2005年に全国大会で優勝した時の作品です。日本一になると決めたのが21才、日本一になったのが29才、僕の20代は日本チャンピオンになるという夢に向かっての毎日でした。東京大会→関東甲信越大会→全国大会→優勝(日本一)という一年に一度の道のりを勝ち上がっていくためには激戦区東京の代表選手になることからの戦いでした。自分との戦いの毎日、毎年日本一に一番近い人と言われていた重圧、何度も負けて悔しい思いをし、それでも夢を諦めずに前に進んでいくことで成長していったような気がします。
「心・技・体」メンタル面の強化で本を読み心を強くし、年間360日以上の練習で日本一になれるだけの技術力をつける、時間やスケジュールの管理で無駄を無くし睡眠時間も確実にとり身体の管理にも万全を尽くす、『親孝行』『素直』『感謝』無心で自分の作品を作ることに集中し楽しんで大会に望めた時に日本一になることが出来ました。
負けた時に感じたこと、「神様は見てるんだなぁ」まだまだ成長しないといけない部分があるよと、「良く頑張った、それだけやったら日本一にさせても良かろう」と神様が思うような毎日を過ごせた時に日本一になれるような気がします。
最後の最後まで神様が試練を与えてくれます。
大会3日前、作品がまだ完璧に作れなかった…
神様「これはどうじゃ、諦めるか?」
栗野「やばい…、何とかせねば…」
神様「諦めても良いよん」
栗野「絶対諦めない…、そうだこうすれば…、出来たぁーー!!」
こんなやりとりが日本一になる前はありました(笑)